TTN Mapperの精神を引き継ぐ「TTS Mapper」を公開しました
2025.12.24
KA
長年LoRaWANコミュニティに貢献してきたTTN Mapperが近くサービス終了することを受け、その精神を引き継ぐ代替サービス「TTS Mapper」を開発・公開しました。世界中のゲートウェイ情報を地図上で確認でき、ユーザー登録により自身のデバイス位置情報も表示できます。
RISC-VマイコンCH32V003J4M6をGemini Code Assistで開発してみた
2025.12.22
M.I
前回のATTiny202に続き、今回は激安RISC-Vマイコン「CH32V003J4M6」でGemini Code Assistを試してみました。ネット上に情報が少ないRISC-Vマイコンでも、生成AIの支援を受けながらNi-MH電池リフレッシュ回路を完成させることができました。
Gemini Code Assistで2kBマイコン用スケッチを生成できるか?ATTiny202で実験
2025.12.19
M.I
生成AIによるコード生成が話題ですが、リソース制約の厳しいマイコン向けコードでも有効でしょうか?今回は、フラッシュメモリがわずか2kBしかないAVRマイコン「ATTiny202」を使って、Gemini Code Assistにスケッチ生成を依頼し、サイズ制約をクリアするためのアドバイスを検証しました。
ソフトウェアに情緒はあるのか?
2025.11.28
KA
生成AIの登場により、ソフトウェア開発の敷居は劇的に下がりました。では、ソフトウェアを「作る」こと自体にはもう価値がないのでしょうか?服飾業界における大量生産品と職人の手仕事の関係から、ソフトウェア業界の未来を考えます。
VertiCount Proが示すLPWANによるデマンドベース最適化の可能性
2025.11.06
KA
先日、オランダを訪問し、IM Buildings社の方々とディスカッションする機会を得ました。欧州ではエネルギーコストに頭を抱える企業・組織が多いようです。IM Buildings社のVertiCount Proという完成度の高いLoRaWAN対応人数カウンターを用いたリソース最適化の事例を紹介し、さらなる可能性について考察していきたいと思います。
VFD管でLoRaWAN水位センサーの値を表示!レトロフィット IoT の新しい形
2025.10.16
KA
先日、北の大地で水資源モニタリングのためLoRaWAN機器を設置してきました。今回は、kohacraft社のDG12B VFD用NTP時計キットのファームウェアをカスタマイズし、遠隔地の距離センサーデータをレトロなVFD管で表示する実験に成功しました。伊勢電子が製造した特徴的なフォントのVFD管と最新のIoT技術を融合した、デジタルとアナログの新しい形をご紹介します。
miro Alarmで実現!LoRaWAN ClassCデバイスの遠隔アラート制御システム
2025.10.09
KA
スイスmiromico社のmiro Alarmは、LoRaWAN ClassCで動作するLED・ブザー・サイレン搭載のアラートデバイスです。今回は、ボタンセンサー、接点センサー、ADCセンサーと組み合わせ、センサーの状態に応じてリアルタイムにアラートを制御するシステムを構築しました。データが日本・欧州間を往復する「データの世界旅行」も含めた、実装の詳細をご紹介します。
【衝撃体験】Claude Codeを1ヶ月使ってわかった「エンジニア不要時代」の始まり
2025.10.02
[Hiro]
Claude Codeを1ヶ月使用して実感した、コーディングスキル単体の価値低下と、これから求められるエンジニア像について考察。AIによる爆速開発の可能性と課題を赤裸々に語る。
市販のガイガーカウンタをIoT化!LPWAN通信で放射線量を遠隔監視
2025.10.01
M.I & KA
地震大国日本では、放射線量の継続的な監視が重要な課題となっています。今回は、市販されているGM管方式の放射線検出器を、LoRaWANやLTE-M通信デバイスと組み合わせてIoT化し、個人レベルでも気になる場所の放射線量を継続的に計測・監視できるシステムを構築しました。検出器と通信デバイスの接続方法、波形整形回路の設計、実際の動作確認まで、実装の詳細をご紹介します。
50年前のジャンク6石ラジオをレストア!単4NiMH電池2本で動かす
2025.09.24
M.I
ハムフェアで入手した1970年頃製造のゲルマトランジスタを使用した6石ラジオ。カビ臭さを我慢しながら、9V積層電池から単4ニッケル水素電池2本で動作するように改造し蘇らせました。回路定数の再検討、試行錯誤しながらの部品交換、トラッキング調整まで、50年前のラジオのレストアについて紹介します。
LTE-Mを活用したイベント駆動型IoTカメラの開発
2025.09.10
M.I. & KA
常時給電不要で設置が簡単な、イベント駆動型のIoTカメラを開発しました。振動センサーでイベントを検知し、必要な時だけ撮影してLTE-Mでクラウドへ画像を送信。ソーラーパネルとバッテリーで完全自律動作を実現した、プロトタイプの詳細をご紹介します。
Canadian Rockiesの旅 - Jasper
2025.09.02
[Hiro]
カルガリーからJasper国立公園、Maligne Lake、Spirit Islandへの旅行記。絶景だけではなく、気候変動による氷河縮小や2024年大規模山火事の影響を目撃することになり、IT技術者の視点から改めて環境保護について考えさせられたこと。