EdgeTech+2023 出展
このブログをご覧いただいている方々の多くは、当社がEdgeTech+2023内 LoRa Pavilion に出展したことはご存知かもしれません。
ご来場いただいた方々、本当にありがとうございました。
今年も、出展のおさらいを簡単にしたいと思います。
1. 出展のおさらい
おかげさまで、3 年連続、TTN Japanとしてのコミュニティ活動の一環も兼ねて、TTN Japan アンバサダーの吉田さんと一緒に、EdgeTech+2023に参加させていただきました。
今回の出展のテーマは、LoRaWAN を軸としたエンタープライズ向けアセットトラッキング、コールドチェーンソリューション でした。
主な展示物は 4 点です。
2. Dragino 社製 ソーラーバッテリー型 GPS トラッカーのお披露目
3. エンタープライズ向け LoRaWAN サーバThe Things Stack Cloudのご紹介
4. エンタープライズ向け IoT データ基盤ELmote CLOUDのお披露目と動作デモ
相当程度に偏った印象ですが、製造業の方々の注目が年々少しずつ熱くなっていると感じました。
屋内での利用を前提にしているものの、相当に広いエリアが対象だったり、拠点数が多かったりした場合、自前で容易にスケールできる無線 NW 網であるLoRaWANならではのユースケースが増えていくと嬉しいなぁと思います。
2. 手作り造作
弱小零細企業なので、ブースの装飾・造作など全て自分たちで考え、極力造作も自前で行うようにしております。 今年も、手間とコストをさほどかけず、かつ可搬性と再利用性が高い工夫を凝らしました。
POP は手書きです。やはり、デジタルの中にアナログがあるのはいいものですね。
3. LoRa Pavilion
LoRa Pavilion では、残念ながら昨年よりも展示社数が少なくなってしまいました。ただ、その分スペースには余裕ができ、とても贅沢な空間でした。
大変嬉しいことが1つありました。株式会社インターネット・イニシャティブ・ジャパン様にて、当社オリジナルデバイスEM-ELST01を鳥獣害対策ソリューションの一部として活用いただいておりますが、その展示を見ることができました。
4. 最後に
昨年に引き続き、開志専門職大学情報学部のインターン生に出展準備から説明まで大活躍いただきました。また、当社メンバーだけでなくTTN Japanの皆様とも一緒に展示説明ができました。感謝であり大変嬉しい限りです。
ただ、少し寂しく感じたのは、日本の大手半導体企業の大きな出展がなかったことです。逆に、台湾勢のプレゼンスが高かったです。このままで良いのか?別の道を歩むべきなのか?当社としてもどういう道を歩むべきなのかを考えさせられる良い機会でした。
とはいえ、あまり深く考えすぎず、様々な立場の方と一緒になって、日本でも LoRaWAN を起点とした技術・ソリューション・サービスを一つ一つ広げていくことが重要なのかもしれません。
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
引き続き、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
なお、より網羅的な出展レポートは、TTN Japan アンバサダー 吉田さんによるブログをご覧ください。