新年度、LoRaWANと共にジャガイモを育ててみる
本日より、新年度。入学式や最初の会社でしか味わえない入社式が、今は記憶の彼方です。
お陰様で当社も6期目を迎えます。ビジネスのタネを蒔いてきておりますが、なかなか芽が出ないものですね。
新年度ということで、新しいことにチャレンジ。IoT と共によく語られるのが農業。農業の”の”の字も知らない我々だからこそ、取り扱う技術や製品が、どのように役立つのかを自身で体感しなければいけません。
そこで、安直な方法ですが、便利なキット"カルビーポテトとプロトリーフ共同開発した、袋で育てるじゃがいもの土『ポテトバッグ』“でジャガイモを育て、LoRaWAN 対応土壌センサー Dragino LSE01 を使って土の状態を観察していきたいと思います。
1. 準備するもの
今回準備するものは、非常にシンプルです。
- 袋で育てるじゃがいもの土「ポテトバッグ」
- 手軽にじゃがいも栽培が楽しめる栽培用種芋「ぽろしり」
- LoRaWAN 対応土壌センサーノード Dragino LSE01
当社オフィス界隈には、当社が自社設置している LoRaWAN ゲートウェイが屋内、屋外いくつか存在します。今回設置する土壌センサーも、これらのゲートウェイの電波が届く範囲に設置します。
2. 設置
「ポテトバッグ」の説明に従い、栽培用種芋「ぽろしり」を袋底に埋めます。水を沢山あげて、土壌センサーを差し込みます。
3. データ可視化/監視
LoRaWAN 対応土壌センサーノード Dragino LSE01は、デフォルトでは、土中の温度/湿度/電気伝導度(EC:Electric Conductivity)が計測できます。
何がどうだと、どう良いのか悪いのか?という知見が全くないわけですが、まずはデータとして可視化してみたいと思います。
とはいえ、対象が1セットしかありません。Web ダッシュボードは大げさですね。そんな時は、LINE Bot で可視化するのがオススメです。
ちょっとだけ工夫を凝らしてリッチメニューを設置。左側の「土壌確認」で最新のデータと履歴を見ることができます。右側の「天気」は、外部のお天気サイトにリンクを張ってありますので、天気予報をすぐに確認できます。
おまけ
あとは、日々水やりを気にしつつ(それも湿度を見ながらでいいのでしょうが、どのあたりが水やりの閾値かもわからない)、成長を待つばかり。既に、愛着が湧いており、名前をつけてしまいました。