LoRaでANDをトランスミット
シンプルな構造で、枯れている技術というのは、非常に素晴らしいです。色々な意味で。 IoT の世界ではさまざまなセンサーが存在しますが、その中でもリードスイッチは、シンプル&枯れているものの代表ではないでしょうか?
今回は、複数のリードスイッチと LoRa 通信を組み合わせた、ありそうでなさそうなシンプルなサンプルアプリをご紹介します。
まず、今回の実験の外観図。
少し解説を入れたコンセプト図はこちら。
サンプルアプリの動作の様子がこちら。
解説
少しだけ解説します。利用しているものは、次の通りです。
1. Arduino MKR 1310 WAN: 2 台(Arduino で技適ありで LoRa が使えます)
2. MKR IoT Carrier: 2 台(音、ディスプレイなど諸々ついてます)
3. リードスイッチ&磁石: 2 個
左側の Arduino 基板に、直接に繋いだリードスイッチを繋げます。(プルアップピンと GND ピン)
プログラムは簡単です。リードスイッチが両方 Closed となった(つまりプルアップで High になった)場合に、LoRa 通信でその旨パケット送信します。
右側の Arduino は、そのパケットを読み取り、画面を赤色にする。
ただそれだけです。これが何を意味するか?見る人が見ると、何かの課題を解決する簡単な仕組みと思うことでしょう。
・・・と期待。