オーストリア紀行
5月の終わりにオーストリアを旅行してきました。バッファウ渓谷、ザルツブルグ、ザルツカンマーグート、ハルシュタット、グラーツ、ウイーンとオーストリアの東半分を周りました。
バッファウ渓谷
ドナウ川が作った渓谷です。渓谷と言っても日本の急峻な黒部渓谷のようなイメージではなく、大陸ののどかなのんびりした景色です(写真1)。廃城のあるデルンシュタイン(写真2)とメルク(写真3:修道院)に立ち寄りました。周りはワインの産地とありブドウ畑が広がっています。特産のアプリコットジュースとシャーベットをいただきました。
ザルツブルグ
ホーエンザルツブルグ城(写真4)を中心とした城下町です。ミュージカル映画のサウンドオブミュージックのロケ地にもなったヘルブルン宮殿、ミラベル庭園(写真5)があります。
ヘルブルン宮殿には噴水仕掛けの庭園があり、散策していると突然噴水が吹きだしずぶぬれになります(写真6)。昔、貴族が遊び心で作ったものとのことです。仕掛けは例えばこのようになっています(写真7)。ミラベル庭園は前記ミュージカルにも登場した噴水があります(写真8)。
またモーツアルト生誕の地としても有名でもあります。生誕の家で当時の生活の様子を見学しました(写真9)。不遇の死を迎えましたが、200年以上経ってオーストリアの国おこしで大活躍しています(写真10)。
ザルツカンマーグート・ハルシュタット
ザルツブルグの湖水地方でありザルツブルグがら1時間ほどで到着します。登山鉄道でシャーフベルグという標高1700mの山に登り(写真11)、頂上からボルフガング湖を見下ろした景色が絶景でした(写真12)。高山植物もちょうど開花の時期でした(写真13)。
下山後、塩の町ハルシュタットには1時間ほどで到着しました。静かな湖畔の町ですが(写真14)、岩塩の採掘で古くから栄えたようです。各種塩のおみやげが売られていました(写真15)。
グラーツ
中世の面影を残す町で、シュロスベルグ城を中心に栄えた城下町です。現在は城址公園になっており、ケーブルカーで城址に登ると町の様子がよく分かります(写真16)。なお城址の地下は、空襲を受けた際に大勢の市民が避難する大きなシェルターになっているようで、東欧に位置する町の緊張感を感じました。
ウィーン
シェーンブルン宮殿(写真17)とその内部を見学しました。撮影禁止が解除された豪華な大広間の天井のフレスコ画も写真におさめることができました(写真18)。
夜には旧市街の中心にあるシュテファン大聖堂(写真19)で行われるパイプオルガンコンサートに行ってみました。なじみの薄い讃美歌系の曲目でしたが、日本では味わえない大教会のパイプオルガンの迫力を感じることができました(写真20)。その後、繁華街のケルントナー通り(写真21)を散策しながらホテルに帰りました。
食べ物編
オーストリアで食べた名物料理やデザートです(写真22,23,24)。食べませんでしたがグラーツの店頭にあったおにぎりです(写真25)。物価は日本よりかなり高い印象で3ユーロ(500円)もします。