インターンシップの報告
開志専門職大学情報学部2年のO.Hと申します。10月16日から11月17日までの間、臨地実務実習生2名を受け入れていただきました。
実習内容は、LoRaWANを使用したIoTデバイスの企画・作成、EdgeTech+2023での説明員の2つでした。
展示会について
今回、EdgeTech+2023という展示会に参加させていただきました。
展示会に向けて、事前に
- LoRaWANについて詳しく知らない人に向けたわかりやすい説明資料の作成
に取り組みました。また、展示会では
- 展示ブースの設営 + 説明員
に携わりました。
エルスピーナヴェインズ様のブースには、たくさんの方にお越しいただきました。LoRaWANの説明資料は、事前に150枚用意していましたが、会期の途中で配り終えていました。
多くの方と話す機会があり、意外なものに需要が存在することを体感しました。
IoTデバイスの企画・作成
私のテーマは、温度・湿度・気圧センサーを使った、周辺の空気中の3要素を可視化するデバイス・アプリケーションの制作でした。
これは、百葉箱の中身をIoT化して安価に提供することを狙ったものです。
実習期間中は大学内を実験環境としてデバイス・アプリの作成に取り組みました。
作成したデバイスについて
百葉箱の中に置かずとも利用できるように、ケースを雨風に耐性がある形に作成するつもりでした。しかし、実際は計測に必要なパーツが入る程度までしか作成できませんでした。
デバイスの性能は以下の表のとおりです。
性能 | 測定範囲 | 精度 |
---|---|---|
温度 | -40〜+85℃ | ±1℃ |
湿度 | 0~100% | ±3% |
気圧 | 300~1100 hPa | ±1hPa |
このデバイスは完成とは呼べませんが、一連の流れを作成することができたので、β版と呼べるレベルまでは到達したのではないかと思います。
実習を通して
今回の実習を通して、LoRaWANに対する知識やマイコンに対する理解、人に伝えるための表現の理解を深めることができました。 特に人に伝えるための表現については、配布する資料をわかりやすくするために、色々なアドバイスをいただきながら取り組みました。
この実習で得たことは、これから就職活動や大学生活に活かしていきたいと思います。 この度はお忙しい中、ご指導していただきありがとうございました。