Tips: Gateway EUIの静寂
昨年 12 月に、当ブログでTips: Gateway ID と Gateway EUI の混乱という内容の記事を書きました。
あれから、1 年もせず、「この混乱は無くなりましたよ」という極小ネタです。
TheThingsNetwork Community Edtion - TTN V3
TTS Community Edtion(TTN V3 / TTS CE)は、執筆時点で v3.21.2 です。前回執筆時点から、バージョンが上がっています。
最新バージョンでゲートウェイを追加する場合、Gateway EUIを最初に入力することが促されます。
Gateway EUI は、ゲートウェイをLoRaWAN という世界において、一意的に識別するための IDです。ゲートウェイメーカーが付与している ID であり、自分で自由につけることはできません。
ゲートウェイ装置側で Gateway EUI を確認する
ゲートウェイ装置のパッケージのどこか、あるいは本体の管理画面にアクセスすることで、Gateway EUI が分かります。
当社も販売している Dragino 社製ゲートウェイの場合、以前の記事で紹介した際は、管理画面で本来「Gateway EUI」であるべき箇所が「Gateway ID」と表示されていたため、混乱の原因となっていました。
最新のゲートウェイファームウェアをご利用いただくと、以下の画像のように修正されていることが確認できます。
おまけ
TTS Community Edtion(TTN V3 / TTS CE)は、オープンソースであるThe Things Stackがベースとなっています。The Things Network のコミュニティが日に日に大きくなり、そして、オープンソースであるThe Things Stackも日々進化を続けています。
そして、今週後半は、世界最大規模の LoRaWAN カンファレンスThe Things Conferenceが、オフライン/オンラインで開催されます。
当社、都合により現地参加がかないませんでしたが、皆様もオンラインでぜひご参加してみてはいかがでしょうか?