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LoRaWANデバイス 屋外温湿度センサーの計測データを分析してみる
先日、こちらのブログで、ZeroCarbon 街路灯網 ®️をご紹介しました。
販売に先立ち、昨年 7 月から試験的に実機を運用しておりますが、併せて街路灯のすぐ近くに LoRaWAN 対応屋外向け温度・湿度センサーノードを設置しデータ収集しています。
いくつかの観点で、収集したデータを眺めてみたいと思います。
新製品 LoRaWAN屋内ゲートウェイ Dragino LPS8v2-JP 事始め
半導体不足騒動も、一部の地域・分野では多少の落ち着きを取り戻しつつあるのか、やっと、またひとつ新製品をご紹介させていただけるようになりました。
Dragino Technology Co., LTD.社製の LoRaWAN 対応汎用屋内ゲートウェイ LPS8-JP の系譜である LPS8v2-JP を発売開始しました。
このゲートウェイは、OpenWRT ベースではなく、Debian 系の OS がベースとなって構築されています。Debian コミュニティの肩に乗ることで、手軽に自前でゲートウェイ管理ができるようになるのではないかと思い、実験してみましたのでご紹介したいと思います。
LoRaWANゲートウェイ向けソーラーパネル付き蓄電池の状態推移を見る
この度、当社もグループの一員である ELSPINA グループで、ZeroCarbon 街路灯網 ®️を販売する運びとなりました。
端的に言えば、ソーラーパネル&蓄電池&LED ライト&LoRaWAN ゲートウェイを搭載した、電力完全自立型の通信機能付き街路灯でございます。
販売に先立ち、昨年 7 月から試験的に実機を運用しております。今回は、試験運用中のデータを使って、搭載している蓄電池の状態推移と日照量について、考察してみたいと思います。
sim通信量比較から見るIoT実装形態のあり方
先日のブログでは、当社が提供している各種デバイスで sim 回線を利用しているものについて、通信量の比較をしました。
今回は、この比較結果から、IoT 実装形態の違いによりどのようにコストが異なるのか、少しだけ考えてみたいと思います。
EdgeAI with IoT has come around
There were two important conferences related to “IoT” and “EdgeAI” last month. We attended both of them online. In the following we will introduce both events and the most interesting takeaways we found.
先月末に"IoT"と"EdgeAI"関連の重要なカンファレンスが2つ開催されました。
オンラインで参加しましたので、この記事では特に興味深いと感じた内容をご紹介いたします。
Tips: Gateway EUIの静寂
昨年 12 月に、当ブログでTips: Gateway ID と Gateway EUI の混乱という内容の記事を書きました。
あれから、1 年もせず、「この混乱は無くなりましたよ」という極小ネタです。
LPWANLogger V2のご紹介
LPWAN Logger(Version 1)は,The Things Stackからデータを転送し,Googleスプレッドシートで簡易的に可視化するサービスです.
元々LPWAN Loggerは,TTNのwebコンソールの反応が今ひとつで,デバイスの動作確認やデモの際に不都合を感じていたために用意したサービスでした.
TheThingsStackを利用する時に知っておきたい全体の構造的理解
使い慣れない道具や製品を使おうとするとき、詳細よりは、全体の仕組みを知りたくなりますよね。
目に見える道具や製品ですらその状態なので、IT/Web システムはなおさらですね。
今回は、OSS 化され、また無償利用も可能な LoRaWAN ネットワークサーバTheThingsNetwork Community Edition の全体構造について触れてみたいと思います。
Tips: Gateway ID と Gateway EUIの混乱
当社はEC ショップで LoRaWAN 関連製品を販売している関係もあり、ご購入いただいたお客様からお問合せをいただくことがあります。
今回は、お問い合わせの要因にもなっているあるある小ネタです。
LoRaWAN®の有り難さ〜ダウンリンク
百聞は一見にしかず
習うより慣れよ
先人の教えというのは、含蓄があるものです。
技術屋の端くれとして、何かを始めるときに、関連する技術については一通り調べるという習慣が身についています。 LoRaWAN® についても同じで、LPWA Networking 関連の技術・ソリューションには一通り目を通して、LoRaWAN の特徴も理解して、実際に触り始めました。
机上で理解してはいるものの、やはり、いじってみて、そして課題を解決しようとして、初めて”身体で理解する”ことが多くありました。
今回は、アプリケーション屋からみた LoRaWAN の特徴・有り難さに触れてみたいと思います。
TTS Community Edtion (TTN V3) と TTS Open Sourceの違い
LoRaWANがものすごい勢いで、かつ世界規模で広がりを見せておりますが、コミュニティ The Things Networkが果たしている役割は計り知れないです。この TTN では、LoRaWAN サーバが無償提供され、誰でも自由に使うことができます。
ご存知の方も多いと思いますが、これまで多くの人に愛されてきた TTN V2 は 2021 年を持ってサービス停止されます。V2 は、オープンソースである The Things Stack をベースとしたTTN V3 (TTS Community Edtion)へ完全移行されます。すでに、TTN V3 をご活用の人も多いと思います。
今回は、TTN V3 とオープンソース TTS を自前で構築した場合の違いについて、(非常に薄く)2 点だけご紹介したいと思います。
The Things StackをEC2にインストールする(2/2)
前回の記事では,The Things Stack(TTS)をインストールするためのEC2インスタンスを用意しました.今回は,EC2インスタンスにTTSをインストールする手順をまとめます.
オフィシャルのドキュメントはこちらです.TTSのインストールはdocker-composeを利用するだけなので,特に難しいところはないかもしれません(youtubeの説明動画は6分で終わっています)が,以下に手順を記述します.
The Things StackをEC2にインストールする(1/2)
この記事と次の記事では,The Things Stack(TTS) Community EditionをAmazon EC2インスタンスにインストールする手順について整理します.
この記事では(何番煎じか分かりませんが)AWS環境で固定IPを振って外部からアクセスできるEC2インスタンスを用意する手順を説明します.次の記事で,用意したEC2インスタンスにTTSをインストールする手順を説明します.EC2はデプロイ環境として使うだけなので,TTS関連についてのみ知りたい場合は,本記事は飛ばして次の記事だけ参照ください.
LPWAN Loggerの使い所 その1
先日、当社よりLPWAN Loggerをリリースしました。 現時点では、The Things Stack V3 Community Edition と LINE Bot を介して所定の設定をすれば、自分の指定する Google Sheet にデータを(無償で)ログできる簡単なサービスです。
今回は、「LPWAN Logger はどんな時に使えるか?」について、一例をご案内したいと思います。
CayenneLPPが使えると、とっても楽チンなコト
先日、LoRaWAN 界隈では、少し熱いニュースがありました。 なんと、スイッチサイエンス社から、待望の LoRaWAN 対応の Arduino ボード Arduino MKR WAN 1310(以降、MKR1310)が正式に発売されたのです。
Arduino MKR シリーズ、スイッチサイエンスウェブショップで 2021 年 8 ⽉ 6 ⽇販売開始
以前から、MKR1310 は、Arduino 公式サイトでも販売されておりますが、スイッチサイエンスさんが公式に発売してくれるのは大変ありがたい話です。 いわゆる「技適」を取得済みのボードでありますから、安心して利用できます。
MKR1310 は Arduino ボードなので、LoRaWAN のオリジナルセンサーノードを手元で手軽にいつもの慣れた Arduino IDE 系環境で開発ができてしまうわけです。これは、LoRaWAN マニアでなくても飛びついてしまうのでしょうか?
今回は、LoRaWAN センサーノードをプロトタイプ開発する際に、無くてはならない非常に便利な仕組みCayenneLPPと、それを活用した MKR1310 上でのファームウェア開発の骨子をご紹介したいと思います。