エルポテの収穫
今年度初め、4 月 1 日にオフィスの屋外でジャガイモ作りを開始しました。 最初の設置の様子は、こちらのブログ新年度、LoRaWAN と共にジャガイモを育ててみるで紹介しました。 毎週、当社公式 FB ページにて、生育状況も共有してきました。
そして、早いもので、本日最終回。収穫を試みましたので、ご報告です。
収穫直前の状態
いい具合?に枯れています。
土の水やりを一週間止めてきましたので、表面も湿り気は少なくなっています。
思った以上に、EC 値が高いように見えます。土壌湿度がなければもっと下がるのかもしれません。 湿度というノイズを除去し、純粋に EC 値がわかるセンサーがあると良いのでしょうか?
土壌センサーの先端は、錆びることもなく、使用前と同じ状態です。素晴らしい。
いよいよ収穫
オフィスで土をばら撒くわけにはいきませんので、ゴミ袋内での収穫です。アーバンファーミングすぎるでしょうか?
地表浅く、小さなジャガイモが見えてきました。
じゃーーーーん!
大きなジャガイモが二つ。。。。
農業の厳しさをまざまざと見せつけられます。
f_cnt=7337 の旅
4 月 1 日から、20 分に 1 回の間隔で、 LoRaWAN 対応土壌センサーノードがデータを uplink し続け、最後の payload は、7337 回目でした。
1 回目の uplink 時の電池電圧は、3.356Vでした。
最後の uplink 時の電池電圧は、3.388Vです。
当社提供のLPWAN Loggerを利用すれば、こんなに長い期間のデータ蓄積・検証も楽々です。
このセンサーノード、暑い日も暑い日も暑い日も、7337 回、嫌な顔をせず低消費電力で温度・湿度・EC 値を送り続けてくれました。 最後に、収穫されたジャガイモと共に、その LoRaWAN ノードの勇姿をご覧いただきたいと思います。
おまけ - Viz 化
土中の湿度と、EC 値の関係を見たくなったので、matplotlib で可視化してみました。(昔は、gnuplot 派)
うーん、何か気持ち悪い。。。
最後に
実は、もう少し多くジャガイモを収穫できると妄想していました。育成環境データとセットにした”エルポテ”を EC サイトで販売しようと企んでいたので。
育成データを眺め、育成された状況を妄想しながら食べるジャガイモの味は格別…と、そんな妄想からです。
が、この数では、どうにも販売に至らず。今回は断念することとします。